【Vol.2】17時帰宅の日帰りでも大満足!芸術の街笠間へ行ってきました!
さてさて~、17時のシンデレラ(笑)による笠間日帰り旅、第2弾と参りましょう!
(大人の日帰り笠間旅Vol.1はこちら)
お腹も心も大満足なランチをして、さっそうと次の目的地へ向かった私たち…。
13:00 「地図にない湖」の石切山脈へ
笠間は100年以上の歴史を持つ、稲田石の産地でもあります。
市内で製造された「稲田みかげ石」は、美しい光沢と優れた耐久性があり、東京駅や国会議事堂、最高裁判所等でも使われているそう。道の駅かさまにも、「稲田みかげ石」を使った栗のオブジェ?がありました。
その稲田石の採掘場である「前山採石場」は通称「石切山脈」と呼ばれ、最近「映え写真が撮れる」として話題のスポットなんです。
映え写真、映えスポット…いいじゃないですか。どんなものか見に行きましょう!
ということで、到着!
石切山脈への入場料金は大人300円、小中学生無料です。
※敷地内のカフェ利用のみの場合も入場料が必要。
こちらがその石切山脈です。
そして、壮大な岩壁の前に広がるのが、地下水によってできた「地図にない湖」です。
美しい山々の緑と雄大な岩壁、そして湖面に鏡面反射した風景が、まるでアートのようですよね。普段は、おしゃべりの止まらないやみーとハリも、この時ばかりは、しばし無言でこの絶景に癒される時間を過ごしました。
私、今リフレッシュしている!と幸せを噛み締める瞬間。あぁ、なんて最高の1日なんだ。
そして、石切山脈の上をよ~~く見てみると、岩壁の上に立っている人がいるのがお分かりでしょうか?
こちらは、1日に数回実施されるプレミアムツアーコース(大人1000円・子ども500円)に参加されている方々。※要予約
ツアーでは、ガイドさんと一緒に、岩壁の上へ行けるだけでなく、現在採掘中の現場を見ることができ、タイミングが合えばダイナマイトで岩を爆発する瞬間も見られるそうです。
夕日が見られる時間帯にくるのも良さそう、などと話しながら、絶景を楽しんだ後は、石のアートが並ぶ「第二展示場」へ。歩いてすぐの展示場へは、行く道すがらのカオスさに笑いが止まらなくなったのもいい思い出。そんなこんなで、心地いい時間を過ごすことができました。(笑いが止まらなくなった理由は、ぜひ石切山脈を訪れて確認してくださいね。笑)
ちなみに、「映えスポット」だけあって、この日も、多くのインスタ女子やカメラ女子が来ていましたよ。
私たちも、予想以上に楽しめた石切山脈ですが、残念だったのが、こちらのモンブランにありつけなかったこと…。実は、これがお目当てだったのに…。
こちらは石切山脈内のU-A Cafeで販売している、プレミアムモンブラン/コーヒー付きセット(1800円/税込)です。※画像は、石切山脈HPよりお借りしました。
このモンブラン、なんと私たちが注文する20分前に売り切れておりました…。事前に、「(モンブラン)15時までありますよ~。」との情報をお店の人に伺っていたのですが、道の駅かさまの影響か、周辺の人気店への人出もかなり増えているので、お目当てにする方は、要注意です。
想定外のハプニングでしたが、それも旅の醍醐味!でも、食べたかったよ〜。泣。
14:00 常陸国出雲大社へ
とことんモンブランに振られ続けた二人が向かったのは、「縁結びの神様」で有名な常陸国出雲大社です。
出雲大社といえば、島根県ですが、その出雲大社の分社が笠間市にあるんです。
こちらの常陸国出雲大社は1992年に島根県出雲大社から分霊を鎮座された神社。
こちらの神社のシンボルともいえるのが、境内の拝殿にある長さ16メートル、重さ6トンの大しめ縄です。
と、拝殿の中へ向かうと、こんな案内が。
こちらでは、神社では一般的な賽銭箱とは別に、大しめ縄賽銭という賽銭があるそう。
大しめ縄の下から、断面をみてみると、たくさんの小銭が刺さっているのがわかります。
もちろん、私たちもやってみました!
まずは、やみーが挑戦!
これがなかなか難しい…。
お次はハリ!
6度目にして成功!
(6度目のくせにドヤ顔(笑)。しかも今思えば、何度も挑戦していいものだったのか…?)
やみーはといえば、1度も入りませんでした(涙)。
14:30 ギャラリー巡りスタート
気を取り直して…、出雲大社を後にして向かったのは、笠間焼を中心とした工芸品を扱う個人ギャラリーが集まる「ギャラリーロード」です。
笠間市には、数多くの個人ギャラリーがあるのですが、その多くが市内にある、「やきもの通り(約1キロ)」「ギャラリーロード(約2キロ)」「陶の小径(約0.5キロ)」の3つの通りに集中しています。
この3つの通りは、やきもの通りとギャラリーロードを繋ぐように陶の小径が位置しているので、散歩道として歩いて巡ることも可能。そんなところも魅力ですよね。
今回、伺ったのは、「ギャラリーロード」通り沿いにある、こちらの3店舗です。
・ギャラリー 舞台
・回廊ギャラリー 門
・笠間焼ショップ&ギャラリー SPACE NICO(スペース ニコ)
まず初めに、ギャラリー舞台へ。
こちらは女性店主が経営するギャラリー。常設30名の作り手の焼き物に加え、期間限定で企画展が開催されることも。
柔らかい日差しに包まれた店内は、焼き物の温もりをより一層引き立ててくれているかのよう。伺った日は、ちょうど花器の企画展をしていました。若手作家さんのスタイリッシュなデザインの焼き物や鉄を使った工芸品などもあり「店主選りすぐり」の商品を眺めることができます。
続いて訪れたのは、回廊ギャラリー門。
こちらは「回廊ギャラリー」ということで、建物の中庭を囲むようにして、陶芸品や工芸品が並べられています。
時間が止まったかのような、息を呑むような素敵な空間。
趣を感じる店内には常時80人ほどの作家さんの作品が並んでいるそう。
実はわたくし、こちらで出会ったある作品を購入しなかったことを後悔しています…迷いながらも結局、購入には至りませんでしたが、帰宅後も頭から離れないということは運命の出会いだったのかも。次もしまた出会うことができたら、家に連れて帰りたいと思います!
ちなみに、ハリさんは、ギャラリー舞台で出会った、植木鉢を買わなかったことを後悔しているそう…みなさん、笠間のギャラリーでの出会いは、一期一会です。お忘れなく(笑)。
そして、最後に向かったのは、SPACE NICO(スペース ニコ)。
こちらは、個性あふれる若手作家の作品が、定期的に入れ替えられながら展示されているギャラリー。
この日は5名の作家さんの作品が展示されていました。
うち1名の作家さんが偶然居合わせ、その方の作品を前にお話をすることができました。
作家さんと直接お話ができる、そんな経験もギャラリー巡りの良さですよね。
やみーもハリも、初めてのギャラリー巡りでしたが、オーナーのセレクトによって異なる雰囲気の店舗や作品を見ることができ、とても楽しい時間になりました。
それと、笠間のギャラリー巡りのいいところは、ギャラリーのあるエリアがギュッとコンパクトにまとまっているところ。
なので、日帰りでも十分いろいろなお店を見て回ることができるんです。
次回笠間に来たときは、さらに多くのギャラリーを巡って、運命の作品に一つでも多く出会えたらいいな~。
PM15:30 笠間市出発
後ろ髪を引かれる思いで帰宅の途に出発です。(空がキレイ!)
さようなら、そしてありがとう笠間。
また来るからね〜!
というわけで、あっという間で、濃厚で、幸せな1日を過ごすことができました!
日帰りでも、たくさんのスポットを回ることができ、大満足。
こんな近くに、日々の疲れを癒してくれる茨城のスポットがあったなんて、なんで今まで行かなかったのだろう…と少し後悔してしまうくらいです。
ちなみに、この日の晩御飯は笠間市でゲットした食材を使い、おうちでも「笠間旅」の余韻を楽しみました!
今回ご紹介したお店はこちら!
【石切山脈】
住所/茨城県笠間市稲田4260-1
電話/0296-74-2537
営業時間/
見学9:00〜16:00
カフェ9:30〜15:00
定休日/不定休
【常陸国出雲大社】
住所/茨城県笠間市福原2001
電話/0296-74-3000
開門時間/8:00〜17:00
【ギャラリー舞台】
住所/茨城県笠間市笠間2518-8
電話/0296-73-0700
営業時間/11:00〜18:00(冬季は17:00まで)
定休日/月曜日 ※祝日の場合は翌日
【回廊ギャラリー 門】
住所/茨城県笠間市笠間2230-1
電話/0296-71-1507
営業時間/10:00〜17:00
定休日/無休
【SPACE NICO】
住所/茨城県笠間市笠間2257-5
電話/0296-73-0750
営業時間/10:00〜17:00
定休日/不定休
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