野菜がうまく育たない|連作障害とは
家庭菜園で野菜がうまく育たない場合、「連作障害」が起きているのかもしれません。
連作障害とは、毎年同じ場所で同じ科に分類される種類の野菜を続けて栽培すると、野菜に寄生していた病害虫が土の中に残り、次に植える野菜にも悪影響を及ぼしてしまうことです。 家庭菜園の限られたスペースで何年も同じ野菜を育てていると連作障害が起きてしまい、生育に影響が出てしまいます。
連作障害を防ぐには、別の種類の野菜であれば大丈夫というわけではなく、植物の分類上、違う「科」の野菜を育てなければいけません。
例えばカブとブロッコリーは別の野菜ですが、科ごとに分類すると同じアブラナ科の仲間です。 またトマト、ピーマン、ジャガイモも、見た目や味が大きく違う全く別の野菜ですが、これらはナスと同じナス科に分類されます。 今まで栽培していた野菜とこれから栽培しようと思っている野菜がどの科に属しているのかを把握し、今後の栽培計画を立ててみましょう。
連作障害を防ぐ対策
輪作
違う科の野菜を順番に育てていくことを「輪作」といいます。輪作をすることで土の中のバランスが取れ、連作障害を起こしにくくなります。
混作
「混作」とは、違う科の複数の野菜を同じ場所で育てることを指します。 連作障害を抑えてくれるだけでなく、少ないスペースでもさまざまな野菜が収穫できるのでおすすめです。
関連タグ
投稿者関連記事
Comments
コメント
コメント