1000人以上が集う街はずれの空遊び
ここから【職業体験】
高須で1月終わりに開催されるイベントには絶対に行くべきです!
取手アートプロジェクト主催の「高須で空あそび」、最初は一枚の写真から生まれたこの祭りは、コロナ禍を乗り越えて今回で3回目となりました。
そして今年も去年と同様に「ひだまりのひマルシェ」と同時開催。去年は1200人も来たこの祭り、それでもめちゃくちゃすごいことなのに、今年は県内だけではなく県外からも様々な種類のお店が来ます。
パワーアップしたマルシェや、珍しい並びをした連凧などにより、高須の地域だけではなく、取手市内で大いに盛り上がるでしょう。取手アートプロジェクトの事務局長の倉持さんに、なぜのイベントを始めたのか聞いてみると、「大空凧プロジェクトは2011年からリサーチを始め、活動し続けてきました。
コロナでも自分たちにできることをやりたい。
コロナだからといって挑戦することをやめたくない。」と言っていました。美術を専門に研究している人たち、高須地域の人たち、ずっとTAPの活動を支えている人たちなどが制作に携わっています。
なぜこのような一見面倒くさそうなことをするのか聞いてみると「芸術活動に携わることで人や地域とのつながりを感じてほしい、参加することで発見や知らなかったことに出会える場をつくりたい」と言っていて、自分だったら紙を買って作るのに、さすがイベントを自分たちの手で作り出す人はやっぱり違うんだなと実感しました。
だからこそこのイベントは去年、人がいっぱい来たんだと納得しました。僕は最初、凧に興味を持ったことなんて一回もなかったし、高須という地名が取手にあることも知りませんでした。
でもいざ取材に行ってみると、藝大や取手アートプロジェクトの方々が優しく質問に答えてくれたり、説明してくれたりして、ものすごくうれしかったし、凧作りの体験や去年の凧あげの様子の動画を見て、ゲームにしか興味のない自分でも興味を持つことができました。
なので凧に興味のないあなたでも絶対、生で見れば楽しめるはずです。この記事を読んだのにも関わらず行かない人は、せっかく2024年が始まったばかりなのに、早くも2024年を棒に振るつもりですか?
いやですよね、だったらこの祭りに行くべきです。
必ず期待に応えてくれることでしょう!芸術の入り口が食堂!?
東京藝術大学取手校の敷地内にある「藝大食堂」は、芸術家と地域の方がこれまで無かった関わりをもつきっかけになるような食堂をめざして取手アートプロジェクトが立ち上げました。
一般の人も、藝大食堂で昼食をとることができます。
この藝大食堂で使われている食材は、地域の方に寄付してもらったものや、東京藝大学取手校で育てられたものも使われています。
特に夏に収穫した「冬瓜」で、「冬瓜のそぼろ煮」や「マーボー冬瓜」などの珍しい(多分)メニューを楽しむことができ、日替わりメニューは一般880円、学生580円と安めです。
定価での利用が食材が豊かになり芸術家の学生の応援になったり、芸術活動事業への支援となる仕組みになっています。また、お米の量を指定することができ、量は「特大(350g)」から「極小(100g)」までの5段階で選べます。
ただし注意書きがあって「食べられる量を頼むこと」と書いてあります。
つい楽しくなって「特大」を頼んでも、作った人の気持ちを考えて残さず食べましょう。
藝大食堂の近くには、「ヤギの目プロジェクト」にかかわっているかわちい3匹、エヒメ、ムギ、タンポポがいます。
エヒメは13歳で、人間の年齢で考えるとおばあちゃんなので、「エヒメさん」と呼びましょう。「ヤギの目プロジェクト」とは、ヤギの目で社会を見るためのプロジェクトです。
インスタもやっているので是非見てみましょう。
インスタを持っていない人は、インストールしましょう(半強制)。
ここまで【職業体験】
以上の記事は
市内中学校の取り組み「職業体験」の 一 環で、取手第二中学校 2 年の高木君、清水君が執筆しました。
高木君、清水君がアピールしてくれたのは、1月21日(日)に高須で開催される「高須で空あそび ひだまりのひマルシェ」です。
500もの手作り凧が連なるアーチカイトが大空を舞う様子を、ぜひ見に来てください。
人口約900人の高須地区に多くの人が集まり、みんなで凧を眺めるなんて何だか不思議な体験ですね。「アートのまちとりで」ならではの取り組みです。
マルシェには、焼き菓子、ガレット、陶器小物、革工芸などの販売の他、ジャグリングやけん玉パフォーマンスもあります。
お店を巡るだけでも充分楽しめますよ!
シンヴィング編集部追記
プレスリリース:2024年1月18日
■プレスリリースはこちら
https://www.value-press.com/pressrelease/330835
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