すぐにできる和室のプチ修繕

すぐにできる和室のプチ修繕

  • 2022年5月2日 
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住宅土地、建物家づくり

 

5月の爽やかな晴れた日。かつては、どこの家でも畳を上げて外に干す「畳あげ」をする光景が見られました。 最近では、藁床ではなく建材(ボード)床の畳がほとんどなので、「畳あげ」の習慣はなくなりましたが、イ草に風を通して畳のケアをするには今が最適なシーズンです。

傷んだ畳を少し修繕するだけで、和室が快適な空間に生まれ変わりますよ。

畳の黄ばみを取る

畳は古くなると黄ばみが気になりますよね。そんなときはお酢で漂白がおすすめです。 バケツ1杯分の水にキャップ1杯ほどの酢を混ぜ、固く絞った雑巾で拭いていきます。 このとき、畳の表面を傷めないように、目にそって雑巾がけをするのがコツ。

また、黄ばんだ畳を緑色に復活させるのに抹茶を使うという裏ワザもあります。 お湯で溶いた抹茶を雑巾に含ませ固く絞って畳を拭くと、新品同様とまではいきませんが、元の色へ復活が期待できます。

畳のへこみを戻す

長い間家具を置いていたところがへこんでしまった! そんなときは、イ草の“水を掛けると元に戻る”という特性を利用して、霧吹きでへこんだ部分を湿めらせるか、固く絞った濡れタオルをへこんだ部分にあてます。 その後、やさしくアイロンでなぞって蒸すと元通りになります。

畳のカビを消す

生えてしまった畳のカビは、アルコール(市販の消毒用エタノール)で拭き取るのが一番。 エタノールを乾いた雑巾に含ませ、まんべんなく畳を拭き取り、部屋に風を通して畳を乾かします。

再度カビを発生・繁殖させないためには、晴れた日に風通しをして湿度を下げる工夫をしましょう。 こまめな掃除もポイントです。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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