美食家のパセリ! チャービルを育てよう
「チャービル」というハーブをご存知ですか? パセリの仲間のシソ科の一年草で、パセリよりマイルドな香りと繊細で小ぶりなかわいらしい葉っぱが人気です。
日本ではまだまだ珍しく、ケーキなどのデザートの上にちょこんと乗っていることが多いチャービルですが、ヨーロッパでは古代ローマ時代から食べられていたとてもメジャーなハーブです。
今でも肉料理やドレッシングなど、さまざまな場面で親しまれています。フランス料理でよく使われることから、「フレンチパセリ」や「美食家のパセリ」とも呼ばれています。
チャービルを育ててみよう
チャービルはプランターや鉢で手軽に育てることができます。土は赤玉土と腐葉土を7:3の割合で配合し、緩効性肥料を少し混ぜておきましょう。
種から育てる場合、発芽に適した温度は20度前後で、春まきなら3月~5月前半、秋まきは9月から10月頃が種まきに適しています。 暑さに弱いので、強い日差しと乾燥は避けましょう。
育て方のコツ
日なたで育てると葉が硬くなるため、風がよく通る明るい日陰に置くのが柔らかく風味よく育てるコツです。 発芽後は、何度か間引きして1本にします。間引き苗も調理にも使うことができます。
花が咲くと風味も落ち、花が咲き終わるとすぐに実をつけて枯れてしまうので、花茎が伸びてきたらすぐに摘み取りましょう。
寒くなって霜に当たると葉が焼けるので、霜が降りる頃には軒下に移動しましょう。
また、2週間ずつずらして複数回まいておくと、収穫時期がずれて新鮮なチャービルを長く楽しむことができるためおすすめです。
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