床暖房はどうして人気なの?

床暖房はどうして人気なの?

  • 2021年9月19日 
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住宅土地、建物家づくり

 

寒い冬にあたたかい部屋に入ると、ほっとしてリラックスすることができますよね。 今、リビングやキッチン、寝室に欲しい設備として人気なのが、床暖房だといわれています。どうして人気なのでしょうか。

床面を加熱して、その床表面から放射される熱によって部屋を暖めるのが、床暖房の仕組みです。 床暖房は、床から発せられた熱が、同時に部屋の中の壁や天井、家具などにも吸収され、それらが再び放射されて室内の空気も暖めます。

 

ストーブやクーラーと一体型の壁掛け暖房など、一般的な暖房器具で天井の高い部屋を暖房する場合、温められた空気が上に溜まったり冷たい床に冷やされたりしてしまい、床に近い部分はなかなか暖かくなりませんが、床暖房では床そのものを温めることができるため、足元が暖かく、体感的に設定温度より暖かく感じます。 また床を中心に部屋全体がほとんど同じ温度になって、快適な暖かさを得ることができるのです。

空気の乾燥やほこりが舞うこともなく、また石油やガスストーブのように空気が汚れる心配もありません。 そのため、健康志向が高い人々にも人気のようです。

 

一般的な床暖房には、ガス温水式電気式があります。 もし自宅にリフォームで床暖房を取り付ける場合には、どちらの方式がいいか、設備費のほかに、燃料費やメンテナンス費なども比較検討して決めましょう。 燃料の維持費は、ガス温水式の方が電気式よりも安い傾向にありますが、機器代は割高です。

また、ガス温水式の場合、熱源機の定期的な点検や部品の交換などメンテナンスの費用も必要になります。 電気式は基本的にはメンテナンスは不要ですが、ランニングコストがガス温水式より高くなることが多いようです。 ただし、電熱式の場合、床暖房と同時に太陽光パネルを一緒に取り付けるなど、ランニングコストを見越したリフォームも可能です。 お近くの工務店やリフォーム専門店に確認してみましょう。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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