浴室をバリアフリーにしませんか?

浴室をバリアフリーにしませんか?

  • 2021年9月19日 
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住宅土地、建物家づくり

「バリアフリー」と聞くと、障害者・高齢者向けというイメージを持たれるかもしれませんが、若く健康な人でも病気やケガで一時的に生活に不便を感じることはよくあることです。 とくに誰もが毎日使い、他の人が介助しづらい浴室は家族全員が安心して使える空間にしたいものです。

では実際に誰もが快適に使えるためには、どのようなリフォームが必要なのでしょうか。

①温度のバリアフリー

冬場に居室から脱衣所、浴室への急激な温度変化が脳や心臓に負担をかけ、大きな事故につながることはよくあることです。 事故を避けるため、脱衣所はもちろん浴室も温められる設備を設置しましょう。 浴室暖房換気乾燥機を付ければ暖房はもちろん除湿・乾燥機能もあり、洗濯物の乾燥にも役立ちます。

②危険をなくすバリアフリー

  • 浴室の出入り口に段差があると、転倒の危険があります。 介助者と一緒に通れるよう出入口はゆったりと広く取り、万が一浴室内で倒れても開閉が可能なように、ドアは引き戸か外開き戸が安心です。 周囲に十分なスペースがない場合には中折れタイプのドアもあります。乳幼児がいる家庭では、子どもが一人で勝手に浴室に入れないよう施錠しておくことも大事です。 万が一のときにすぐ助け出せるよう外側からも施錠・解錠ができるようにしましょう。
  • 浴室の出入り、洗い場の立ち座りを助ける手すりを設置しましょう。
  • 脱衣所と浴室の段差はなるべくなくし、つまずきを防ぎましょう。
  • 滑りにくい床材にしましょう。
  • 浴槽はまたぎやすい高さ(30~45cm)にしましょう。
  • 楽な姿勢で使用できる洗面カウンターを設けましょう。
  • 縁が広く出入りの際に腰掛けられる浴槽や、浴槽の中に段差があり腰掛けられる浴槽など、使いやすい浴槽にしましょう。

また浴室や浴槽に断熱仕様のものを選ぶと、お湯が冷めにくく、追い炊きコストの節約にもなるので、バリアフリーリフォームをする際は一緒に検討してみるといいかもしれません。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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