編み物で伝えた 大切な人への感謝

編み物で伝えた 大切な人への感謝

  • 2020年3月18日 
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手しごとの時間編み物


最近ずっと刺し子にハマっていた私ですが、この冬は刺し子針を置き、
久しぶりに編み物に夢中になりました。
若い頃は彼氏にセーターを、
結婚後は夫や息子にマフラーや手袋を編んだりしていましたが、
息子も大きくなった今は、家族にその需要もない様子。
自分のための物を作る時間ができるなんて、
と感慨にふけりながら楽しく自分用の小物を編み始めました。

豊富な種類が揃う ネットの毛糸専門店



そんな矢先、ネットでいろんな毛糸が揃うショップを発見。
『今は海外の珍しい毛糸が手に入るのねー』と浦島太郎気分で眺めているうちに、
ついいろんな糸で編んでみたくなり、ポチポチとネットショッピング。
糸の種類も色もバラバラに一個ずつの毛糸の山を眺めながら
『よし、この冬はこの毛糸で大切な友達にプレゼントを送ろう』と決めたのでした。
私が買ったのは主にグラデーションカラーの毛糸。寒色系、暖色系など、
一本の糸が同系色のグラデーションで変化するので、
途中で糸を変えたり複雑な編み方をすることなく、カラフルな作品が仕上がります。
その他、ダークトーンになりがちな冬ファッションの差し色に、
と明るい色のふわふわモヘアも購入。
自分では使わないような華やかな色も、
似合いそうな友人にあげると思えば楽しく編むことができました。

気軽にプレゼントできる 毛糸一玉分の編み小物



編んだのは、相手の負担にならないよう、
ほとんどが毛糸一玉分のミニマフラーかスヌードです。
とはいえ、それなりの時間と手間がかかるので、
本当に日頃からの感謝の気持ちを伝えたいと思えるごく親しい友達や
お世話になっている大切な人だけに厳選。
次は誰にどの色で編もうかと悩んだり、
相手の顔やこれまでの付き合いを思い浮かべながら一目一目編む時間は、
心のアドレス帳を整理するような感覚。
自分の心や思い出と向き合いながら、
家族のためだけじゃない時間を過ごす…この冬の編み物は、
思いがけずそんな幸せな時間を持つきっかけとなりました。

ライター Makiko


つくば市のティールーム kiss a CLOVER 店主。
店では旬の素材を生かしたスイーツや焼き立てスコーン、
本格ミルクティーが楽しめる。
Instagramはこちらからご覧ください。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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