暑い季節のお料理テク!夏バテ防止メニューで夏を乗り切ろう!
キッチンに立つことさえ、億劫になりがちな暑い季節。
さらに夏休みとなれば、
栄養バランスを考えながら3食の献立を考えるのも
大変ですよね。
だけど栄養が偏ると夏バテの原因にも。
お料理も大変だけど夏バテもしたくない!
という想いは皆さん同じではないでしょうか。
そこで今月は、シンヴィングのお料理アドバイスで
おなじみの管理栄養士の菅野恵美さんに、
暑い季節の料理テクや、
夏バテ予防のレシピを教えて頂きました!
参考にして、元気に夏を乗り切りましょう!
<教えてくれた人>
管理栄養士 菅野恵美(すがの えみ)
守谷市を中心に活動。
自然治癒力を上げるライフスタイルをサポート。
夏バテ予防にオススメの食材や
料理法を教えてください。
体を冷まし、体力と気力がつく食材がおすすめです。
今の季節なら、夏野菜を中心に、ビタミンB群が豊富な食材を取り入れると良いでしょう。
夏野菜 → 体の熱をとってくれます
…なす、きゅうり、トマト、オクラ、ゴーヤ、スイカ など
タンパク質とビタミンB群 → 体力とうるおいを養ってくれます
…豚肉 、納豆、豆腐、卵、うなぎ、アサリ、ハトムギ など
クエン酸 → 疲労を回復してくれます
…レモン、梅、ゴーヤ
少しでも火を使う時間を短くしたい!
そんな時にオススメの一品はありますか?
夏場のキッチンは、暑さとの闘い…。
そんな時は料理テクニックを使って乗り越えましょう。
POINT★トースターを上手く使おう!
POINT★漬けるだけの一品を作り置きしておこう!
POINT★味噌玉にお湯を掛けるだけの味噌汁を作ろう!
油揚げのトースター焼き
油揚げを焼いて、さっぱりとポン酢で食べるのも良し、
溶けるチーズを乗せてこってりとビザ風に仕上げるのも良し。
納豆マヨのトースト
納豆とマヨネーズを混ぜて、食パンに乗せて焼くと
タンパク質も手軽に摂れる軽食になります。
夏野菜の浅漬け
浅漬けやキムチ漬け、塩麹漬け、
ぬか漬けを作っておくと救世主になりますよ。
夏野菜を食べやすい大きさに切って、
ジップロックに入れ、浅漬けの元やキムチの元を入れて
揉むだけで完成!
味噌玉のお味噌汁
味噌玉を作っておいて、お湯を注いで味噌汁を飲む。
子どもたちと一緒に作るのも楽しいですよ♪
味噌玉のお味噌汁の作り方
-材料-(味噌玉 10個分)
・味噌・・・100g
・出汁の素・・・小さじ5
・乾燥ネギ・・・適宜
・お麩・・・適宜(お花型などの薄いもの)
-作り方-
①キッチンラップを10枚準備しておく
②味噌を10等分にし、ラップに置く
③出汁の素、その他の具材を味噌の上に乗せる
④団子状に丸めて、ラップで縛ったら完成
⑤冷蔵庫で1週間、冷凍すれば約1か月ほど保存可能
豚肉の冷しゃぶ
疲労回復効果が期待できできるビタミンB1を
多く含む豚肉の冷しゃぶも良いでしょう。
しそ、ネギ、ごまなどの薬味も一緒に。
献立のコツ、ポイントを教えてください。
炭水化物プラス夏野菜とタンパク質を入れるようにして
考えると良いですよ!
例えば、素麺ならツナ缶とトマトを入れる、
卵かけご飯にネバネバ野菜の漬け物を入れるなど。
あまり神経質にならずに
栄養バランスは3日単位で考えるくらいの気持ちでOKです!
夏の日の献立の一例を教えてください。
例えば、こんな感じです。
作り置きや加工品を上手く利用しましょう。
・朝食 卵かけご飯 ネバネバ野菜の漬け 味噌玉味噌汁
・昼食 たたき梅干しとオクラ入り蕎麦 竹輪のてんぷら
・夕食 サーモンアボカド丼 きゅうりの浅漬け お吸い物
前向きにお料理するための心得、
気持ちの持ちようがあれば教えてください。
簡単で体が喜ぶものを作れたら最高ですね♪
ポイントは、 1度作っておいて後でも楽しめる物を作ること、
そして、できるだけ旬の野菜を食べることです。
トマト1つとっても、旬の季節には色々な品種が出回るので、
食べ比べをしてみて好みのものを見つけるのも楽しいですね。
また、時間のある時にラタトゥイユや
ネバネバ野菜の漬けなどをつくれば、2.3日は食べられますし
アイス代わりにパイナップルを凍らせただけの
パイナップルシャーベットを作っておくのもオススメです。
今回は、その中でも作り置きに便利な「ネバネバ野菜たっぷり漬け」をご紹介します。
★ネバネバ野菜たっぷり漬け
ネバネバ野菜は夏バテ予防に最適な上、
調理工程は火の使用を最小限に抑えているので、
暑い季節でも作りやすい一品。
-材料-
・パプリカ・・・2個
・オクラ・・・1袋(6~8本)
・キュウリ・・・1本
・大葉・・・1束
・干し椎茸・・・2個
・長芋・・・1/2本
その他、お好みの野菜を入れてもOK!
-調味料A-
・醤油・・・100cc
・みりん・・・100cc
・料理酒・・・100cc
・お酢・・・40cc
-調味料B-
・塩昆布・・・大さじ1
・コチュジャン・・・大さじ1
・煎りごま・・・小さじ1
・唐辛子・・・1本(お好みで)
-作り方-
①野菜の下処理をする。
オクラは塩を振り板ずりする。
ナスを入れる場合は塩水に漬けてアクを取っておく。
②漬けダレを作る。
調味料Aを鍋でひと煮立ちさせ、
干し椎茸2個を入れ冷ます。
③材料の野菜を1センチ角に切る。
④ガラスやホーローなどの清潔な容器に②③を入れ、
調味料Bを入れて混ぜる。
⑤冷蔵庫で冷やして完成!
すぐに食べられますが、一晩寝かせると味が染みて美味しさが増します。
一度作っておくと、3日くらい食べられますよ。
ついつい頼りがちな素麺に掛けると栄養バランスも良くなります。
忙しい朝に、卵かけご飯に掛けてもGOOD!
あともう一品が欲しい時には、
厚揚げや油揚げに掛けても美味しいおかずになりますよ。
腸活、免疫力アップにも効果的です
その他のオススメメニューはこちら♪
★豚肉の塩麹焼き
★ うなぎの蒲焼
★ 夏野菜のラタトゥイユ
★ゴーヤチャンプルー
★梅シロップのジュース
★ナスの揚げ浸し
★梅干しとハトムギご飯・とうもろこしご飯
暑い季節にぴったりのラクチン料理テク。
皆さんも参考にしてみてくださいね!
無理せず楽しくお料理して、
夏バテしない身体を作りましょう!
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