暑い季節のお料理テク!夏バテ防止メニューで夏を乗り切ろう!

暑い季節のお料理テク!夏バテ防止メニューで夏を乗り切ろう!

  • 2021年8月6日 
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レシピ夏バテ防止

キッチンに立つことさえ、億劫になりがちな暑い季節。
さらに夏休みとなれば、
栄養バランスを考えながら3食の献立を考えるのも
大変ですよね。

だけど栄養が偏ると夏バテの原因にも。
お料理も大変だけど夏バテもしたくない!
という想いは皆さん同じではないでしょうか。

そこで今月は、シンヴィングのお料理アドバイスで
おなじみの管理栄養士の菅野恵美さんに、
暑い季節の料理テクや、
夏バテ予防のレシピを教えて頂きました!

参考にして、元気に夏を乗り切りましょう!


<教えてくれた人>

管理栄養士 菅野恵美(すがの えみ)
守谷市を中心に活動。
自然治癒力を上げるライフスタイルをサポート。

 


夏バテ予防にオススメの食材や
料理法を教えてください。

体を冷まし、体力と気力がつく食材がおすすめです。
今の季節なら、夏野菜を中心に、ビタミンB群が豊富な食材を取り入れると良いでしょう。

夏野菜 → 体の熱をとってくれます
…なす、きゅうり、トマト、オクラ、ゴーヤ、スイカ など

タンパク質とビタミンB群 → 体力とうるおいを養ってくれます
…豚肉 、納豆、豆腐、卵、うなぎ、アサリ、ハトムギ など

クエン酸 → 疲労を回復してくれます
…レモン、梅、ゴーヤ

 

少しでも火を使う時間を短くしたい!
そんな時にオススメの一品はありますか?

夏場のキッチンは、暑さとの闘い
そんな時は料理テクニックを使って乗り越えましょう。

POINT★トースターを上手く使おう!
POINT★
漬けるだけの一品を作り置きしておこう!
POINT★
味噌玉にお湯を掛けるだけの味噌汁を作ろう!


油揚げのトースター焼き
油揚げを焼いて、さっぱりとポン酢で食べるのも良し、
溶けるチーズを乗せてこってりとビザ風に仕上げるのも良し。


納豆マヨのトースト
納豆とマヨネーズを混ぜて、食パンに乗せて焼くと
タンパク質も手軽に摂れる軽食になります。


夏野菜の浅漬け
浅漬けやキムチ漬け、塩麹漬け、
ぬか漬けを作っておくと救世主になりますよ。
夏野菜を食べやすい大きさに切って、
ジップロックに入れ、浅漬けの元やキムチの元を入れて
揉むだけで完成!


味噌玉のお味噌汁
味噌玉を作っておいて、お湯を注いで味噌汁を飲む。
子どもたちと一緒に作るのも楽しいですよ♪

味噌玉のお味噌汁の作り方

-材料-(味噌玉 10個分) 
・味噌・・・100g
・出汁の素・・・小さじ5
・乾燥ネギ・・・適宜
・お麩・・・適宜(お花型などの薄いもの)

-作り方-
①キッチンラップを10枚準備しておく
②味噌を10等分にし、ラップに置く
③出汁の素、その他の具材を味噌の上に乗せる
④団子状に丸めて、ラップで縛ったら完成
⑤冷蔵庫で1週間、冷凍すれば約1か月ほど保存可能


豚肉の冷しゃぶ
疲労回復効果が期待できできるビタミンB1を
多く含む豚肉の冷しゃぶも良いでしょう。
しそ、ネギ、ごまなどの薬味も一緒に。

献立のコツ、ポイントを教えてください。

炭水化物プラス夏野菜とタンパク質を入れるようにして
考えると良いですよ!
例えば、素麺ならツナ缶とトマトを入れる、
卵かけご飯にネバネバ野菜の漬け物を入れるなど。
あまり神経質にならずに
栄養バランスは3日単位で考えるくらいの気持ちでOKです!

夏の日の献立の一例を教えてください。

例えば、こんな感じです。
作り置きや加工品を上手く利用しましょう。

・朝食 卵かけご飯 ネバネバ野菜の漬け 味噌玉味噌汁
・昼食 たたき梅干しとオクラ入り蕎麦 竹輪のてんぷら
・夕食 サーモンアボカド丼 きゅうりの浅漬け お吸い物

前向きにお料理するための心得、
気持ちの持ちようがあれば教えてください。

簡単で体が喜ぶものを作れたら最高ですね
ポイントは、 1度作っておいて後でも楽しめる物を作ること、
そして、できるだけ旬の野菜を食べることです。

トマト1つとっても、旬の季節には色々な品種が出回るので、
食べ比べをしてみて好みのものを見つけるのも楽しいですね。

また、時間のある時にラタトゥイユや
ネバネバ野菜の漬けなどをつくれば、2.3日は食べられますし
アイス代わりにパイナップルを凍らせただけの
パイナップルシャーベットを作っておくのもオススメです。

今回は、その中でも作り置きに便利な「ネバネバ野菜たっぷり漬け」をご紹介します。

ネバネバ野菜たっぷり漬け

 

ネバネバ野菜は夏バテ予防に最適な上、
調理工程は火の使用を最小限に抑えているので、
暑い季節でも作りやすい一品。

 

 


-材料-
・パプリカ・・・2個
・オクラ・・・1袋(6~8本)
・キュウリ・・・1本
・大葉・・・1束
・干し椎茸・・・2個
・長芋・・・1/2本
その他、お好みの野菜を入れてもOK!

 

-調味料A-
・醤油・・・100cc
・みりん・・・100cc
・料理酒・・・100cc
・お酢・・・40cc

-調味料B-
・塩昆布・・・大さじ1
・コチュジャン・・・大さじ1
・煎りごま・・・小さじ1
・唐辛子・・・1本(お好みで)


-作り方-
野菜の下処理をする。
オクラは塩を振り板ずりする。
ナスを入れる場合は塩水に漬けてアクを取っておく。

漬けダレを作る。
調味料Aを鍋でひと煮立ちさせ、
干し椎茸2個を入れ冷ます。

 

材料の野菜を1センチ角に切る。

 

 

 

ガラスやホーローなどの清潔な容器に②③を入れ、
調味料Bを入れて混ぜる。

 

 

冷蔵庫で冷やして完成!
すぐに食べられますが、一晩寝かせると味が染みて美味しさが増します。
一度作っておくと、3日くらい食べられますよ。
ついつい頼りがちな素麺に掛けると栄養バランスも良くなります。

忙しい朝に、卵かけご飯に掛けてもGOOD!

 


あともう一品が欲しい時には、
厚揚げや油揚げに掛けても美味しいおかずになりますよ。

腸活、免疫力アップにも効果的です

その他のオススメメニューはこちら♪
豚肉の塩麹焼き
うなぎの蒲焼
夏野菜のラタトゥイユ
ゴーヤチャンプルー
梅シロップのジュース
ナスの揚げ浸し
梅干しとハトムギご飯・とうもろこしご飯

暑い季節にぴったりのラクチン料理テク。
皆さんも参考にしてみてくださいね!

無理せず楽しくお料理して、
夏バテしない身体を作りましょう!

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HK

守谷在住10年、三姉妹を子育て中。 休日は、昨年始めたインラインスケートの練習に励む。 取材に出向き、新しい発見をするのが何よりも喜び。

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